マンガ研究部は、前身のN.C.A.Aという名のマンガサークルという形から活動し続け、近年文化会の公認のクラブとして発足。公認のクラブとしてはまだ新しいクラブですが、N.C.A.Aからの活動としては11年間の歴史があります。
N.C.A.Aとは、サークル時代から続くわたしたちのスローガンでもあります。わたしたちはN.C.A.A(New Creative Art Approach)という名が示すように、従来のマンガ、文芸、美術、映像などといった表現の範囲に留まらない、現代におけるさまざまなマンガのあり方を研究し、斬新で自由な創作活動を目指しています。
具体的な活動としては、部報『あざらし解放』を年に数回発行し、年刊誌『POOK』を発行、部員の研究発表の場の一つとしています。この『あざらし解放』と『POOK』は、ファンタジーもあれば、近代的なメカニズムやサイエンスフィクション、また、人間心理の深奥を描き出すようなマンガもあり、さまざまなジャンルの作品を集めています。
コスモス祭では、日頃の私たちの研究成果をクラブという形で発表します。イラストと原画の展示や一年間のクラブとしての部員全員で研究したテーマの研究発表、そして似顔絵描きなどを中心に行います。
『マンガ』とひとことで言いますが、単にコミックというだけでなく、テレビのCMやポスター、そして雑誌などのイラストなど、さまざまな形で、私たちはマンガに接しています。わたしたちはマンガというものを従来よりも一回り大きな枠付けでとらえ、自由な立場から研究し、それを部誌やコスモス祭などで発表することで「マンガ」というものをより深く考えていきたいと思っています。
平成6年度版 「文化会報」より